矢板市議会の会議が午前中で終わったので、午後は宇都宮に車を走らせ栃木県議会を傍聴しにいってまいりました。
各地域選出の県議が威信をかけて迫力ある地元地域に対しての要望をされており、それに対して県執行部もリスペクトのある毅然とした態度で対峙し、非常に緊張感のあるバトルフィールドのような雰囲気でした。
それらの要望をされる中で、最も肌身で感じた観点は、「栃木県への貢献」という視点でした。
言わずもがな、各基礎自治体1は栃木県の一員であります。それらの基礎自治体が栃木県と連携をする際には、地元主語の地元本位のちょーだいちょーだい精神だけでなく、栃木県へどのような貢献が可能か?という視点のプレゼンテーションが不可欠であるという観点が、自身の感性にはヒットしました。
きっとそれはさらに上位の政府と県の連携においても重要な視点なんだと思います。
栃木県のための矢板市であり、日本のための栃木県でありつつ、
ただの森島の感想
栃木県のための日本であり、矢板市のための栃木県である。
政治的に身内であるような関係であっても、切磋琢磨して馴れ合いなくちゃんと議論して進められている栃木県と市町の関係を垣間見つつ、我が市の状況に危機感を覚える今日このごろです。
- 基礎自治体(きそじちたい)とは、国の行政区画の中で最小の単位で、首長や地方議会などの自治制度があるものを指す。 ↩︎
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