2023年3月末、創立150年の歴史を持つ矢板市立川崎小学校が閉校しました。
川崎小学校校舎の新築落成記念手ぬぐいのデザイン作成を先生から依頼され、当時5年生ながら試行錯誤してデザインされて完成に至った貴重な手ぬぐい。年月が経ったいまも、大事に大事にとっておかれた方からご相談をいただきました。
「こんな手ぬぐいを持っているんだけど、閉校を悲しんでいる人も多いので、何かの役に立たないかな?」
先輩から詳しく話を伺って感じたのは、「物理的な統廃合」の影にある「精神的な統廃合」の難しさや、悲しみでした。
この機会に対して自分なりにどうやったら力になれるのか?と数日間考えた結果、「統合先の矢板小学校の校長室に飾っていただくことで、川崎小学校の想いや歴史を少しでも感じる機会を創る」を目標として、行政との調整を試みました。
相談いただいた先輩や、教育総務課のご担当者、教育長、矢板小学校校長先生1のご配慮/ご理解もあって、9月13日に寄贈していただく運びとなりました。この場を借りて改めて、感謝申し上げます。
物理的な統廃合と同じくらい、精神的な統廃合が重視される市政となるよう、市議会議員として尽力して参ります。
- 私が中学校のときに社会を教えて頂いた先生でした笑(私が現在こんなことになっていることに驚きを隠せないご様子でした) ↩︎
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